うみものがたり〜あなたがいてくれたコト〜第12話(最終回) 感想

高校最後の夏休み、誰に対しても素直になれない夏音
海人のマリンに出会い影響され、幼馴染の鈴木と友達になり
マリンが毎話繰り返してきた「あいしてる」を受けて
ボーイフレンドの小島に初めて「好き」と言えるようになる
夏音のひと夏の成長という面で見ればテーマは一貫しており良いが
セドナの正体がありがちな人間の負の感情の集まりだったり
自らを犠牲にセドナを消滅させようとするウリンでお涙頂戴を誘ったり
そもそも、作品全体を通しての中だるみが激しかったりと
とてもじゃないが良評価は付けられないお粗末な出来だった
この作品がなければ危うくサトジュン信者になっていたと思うので
その意味ではありがたい作品だったかな