新房昭之はそろそろ演出のやり方を変えたほうがいい気がする

確立された演出を改良し続けるのはいいが
いい加減飽きがくるというか
批評家からすれば定義付けられた演出の方が評価しやすいだろうが
そう何度も全く違う作品を同じ作風でやられると飽きるというか
ああ、この監督ならこういう演出になるんだなと分かってしまうと
見る気も起こらなくなるというか
しまいには「ああ、こうこうこういう演出だからこの作品は面白いんだ」
などと言う輩も出てきそうな勢いだ
古きよき時代を懐古するのは良いが
作品を作る過程でそのテンプレ通りに準えていては
同じような作品しかできず、引き出しが少ないかのように見られてしまいかねない