宇宙をかける少女第24話 感想

ネルヴァルの思想、ネルヴァリストの思想、ナミの思想、闇パルド、親子関係
前回に引き続き、ひたすら設定を回収してきたな
正直、いまさら闇パルドなんて必要ないと思うが
一応それぞれの戦う理由がしっかりしているのはいい
が、何もかも遅すぎたと言う印象
第9話の野球回の時点で最低評価だったのが少し回復した程度
やはり、序盤にほとんど伏線を敷けなかったのが痛いな
萌えアニメにしてしまったのも失敗した要因の一つだろう
数多くの設定を使う場合は、伏線の敷き方が作品の出来を左右するからなあ


ネルヴァルは50年前の戦いで「愛」や「希望」といった
数値化できない人間の感情というものを
たわいのない物として軽視していまい敗北した
その反省として、合理的に人間を理解しようとした
しかし、ネルヴァルはまた、「欲」や「嘘」という感情も忘れかけていた
ネルヴァルの目的は、「ターミネーター」「アイ,ロボット」のような
機械による、環境への害悪としての人間駆除ではなく
人間と共存しつつ、究極に合理的な社会を作り出すという
現在、人間が自然に対してやろうとしているのと同じ事だった
しかし、客観的にそれが人間にとって非人道的に映り
そのような面をネルヴァリストは心酔していた、と